投資損益を自己管理!エクセルではプラスなのに、証券口座ではマイナス!?

投資

こんにちは!コシカログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、エクセルで管理している評価損益と、SBI証券の証券口座に表示されている評価損益にズレが発生した話をまとめます。

投資管理をエクセルで行っている方も多いと思いますが、
「エクセルでは評価損益がプラスなのに、証券口座ではマイナスになっている!?」
こんな経験はありませんか?

私もこの現象に遭遇し、原因を調べたところ
「SBI証券の取得単価の計算ルール」が影響していることが判明しました。

今回は、取得単価の違いが評価損益にどのような影響を与えるのか?
その原因と対策について詳しく解説します!


エクセル vs. SBI証券|取得単価のズレが発生!

今回ズレが発生したのは、「1475 iシェアーズ・コア TOPIX ETF」 の取得単価です。

私はエクセルで投資を管理しており、取得単価を0.1円単位まで細かく計算しています。
しかし、SBI証券の証券口座では、取得単価が「小数点以下切り上げ」で1円単位に調整されていました。


エクセルでの管理データ

銘柄取得単価(エクセル)保有株数総取得金額
1475(TOPIX ETF)280.2円280株78,456円

エクセルでは「280.2円」まで正確に計算

SBI証券の証券口座での表示

銘柄取得単価(SBI証券)保有株数総取得金額
1475(TOPIX ETF)281円(小数点以下切り上げ)280株78,680円

SBI証券では「281円」に切り上げされていた

小数点以下の計算方法が違うため、エクセルと証券口座でズレが発生!


ズレの影響|評価損益が変わってしまう!

このズレにより、2025年2月21日時点の終値280.5円で計算すると、
エクセルと証券口座の評価損益が変わるという事態になりました。

エクセルでの評価損益

  • 終値 280.5円 – 取得単価 280.2円 = +0.3円
  • 280株 × +0.3円 = +84円(プラス)

エクセルではプラス評価!

SBI証券での評価損益

  • 終値 280.5円 – 取得単価 281円 = -0.5円
  • 280株 × -0.5円 = -140円(マイナス)

証券口座ではマイナス評価…!


SBI証券の取得単価の計算方法とは?

SBI証券では、**取得単価の計算ルールとして「小数点以下を切り上げて1円単位にする」**という仕組みになっています。

SBI証券の取得単価の計算ルール

  • 取得単価 = 総取得金額 ÷ 総保有株数(小数点以下は切り上げ)
  • 1円単位で表示されるため、小数点以下が発生するとズレる

公式情報はこちら
SBI証券の取得単価の計算方法については、公式ページでも確認できます。
SBI証券 – 買付単価の計算方法

このルールを知らないと、証券口座の評価損益に違和感を感じることがある


取得単価のズレを防ぐためにできること

今回の経験をもとに、評価損益のズレを防ぐためのポイントをまとめました。

SBI証券の取得単価は「小数点以下切り上げ」と理解する

エクセルで管理している場合、
証券口座の取得単価が1円単位で切り上げられることを考慮する必要があります。

特に、ETFのような価格帯が低めの銘柄では、小数点以下の影響が大きく出る可能性があるので注意!

証券口座の評価損益をそのまま鵜呑みにしない

今回のケースのように、
エクセルでは利益が出ているのに、証券口座ではマイナスになることがあるので、
**「証券口座の評価損益が絶対ではない」**と理解しておくことが重要です。

売買判断はエクセルと証券口座の両方をチェック

エクセルの方がより正確な取得単価を把握できるため、
証券口座の評価損益だけで売買判断せず、エクセルと比較する習慣をつけるのが大事。

まとめ|取得単価の違いを理解して投資管理をしよう!

  • エクセルの取得単価は0.1円単位、SBI証券は1円単位(小数点以下切り上げ)
  • このズレによって、評価損益が変わることがある
  • 証券口座の評価損益だけを鵜呑みにせず、エクセルと照らし合わせることが大事!

今回のズレは小さな金額でしたが、
長期投資や大きな金額の運用では、こうしたズレが蓄積すると大きな影響を与える可能性があります。

投資管理を行う際は、SBI証券の取得単価ルールを理解し、エクセルと併用して正しく評価損益を確認することが重要ですね!


参考サイト

SBI証券 – 買付単価の計算方法


最後に

エクセルと証券口座の評価損益が違う理由を理解しておけば、
「おかしいな?」と思ったときに冷静に対処できます!

もし、投資管理をエクセルで行っている方がいたら、
SBI証券の取得単価の計算方法を踏まえたうえで、評価損益をチェックするのがオススメです!

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