先取り貯金で生活が変わった|昔の失敗から学んだお金との向き合い方

こんにちは、コシカです。
2024年10月から、改めて本格的に貯金を始めました。
その方法はずばり「先取り貯金」。
今は毎月、給料が入ったらすぐに決まった金額を生活防衛費用の貯金口座に移すようにしています。
この「先取りする」って、簡単なようでいて、実はすごく大事な習慣です。
今回は、そんな先取り貯金について、実体験と共にその有用性をお話ししていきます。
■ 私が失敗していた頃の話
実は新社会人の頃、私は貯金がまったくできていませんでした。
「余ったら貯金しよう」
そんなふうに考えていたのですが、給料日から数日もすれば財布は軽くなり、気がつけば月末はカツカツ。
家賃や食費、付き合いの飲み会、趣味の買い物…。
気がつくと、ほとんど何も残ってないというのが毎月のパターンでした。
■ リボ払い、キャッシング…そして借金100万円
あるとき急に大きな出費が必要になり、どうにもならずにリボ払いやキャッシングに手を出しました。
「少額を毎月返すだけでいいなら大丈夫だろう」なんて軽い気持ちで。
ところがこれが落とし穴。利息がどんどん膨らんでいき、気づけば借金は約100万円にまで膨れ上がってしまいました。
最終的には親に頼み込んで借金を肩代わりしてもらい、
その後、毎月8万円の返済をコツコツ続けることになりました。
当時の自分にはとにかく「貯金する習慣」がなかった。
それがこの失敗の大きな原因だったと思います。
■ 先取り貯金とは?
先取り貯金とは、「使った残りを貯金する」のではなく、「貯金した残りで生活する」というスタイル。
給料が入った瞬間に、
まず自分の口座から貯金分だけを取り分けて、別の口座に移してしまう。
「余ったら貯めよう」は、ほぼ失敗します。
人間はあればあるだけ使ってしまうからです。
■ なぜ先取り貯金が有効なのか?
私が感じている「先取り貯金のメリット」は、次のようなものです。
使って良いお金が明確になる
貯金を先に確保してしまうことで、
残ったお金が「使って良い生活費」になります。
自然と無駄な支出が減るし、計画的に使うようになります。
貯金が習慣化する
「気が向いたら貯める」ではなく、「毎月決まった金額を確実に貯める」。
これが習慣になってしまえば、貯金が“当たり前”の行動になります。
最初の2〜3ヶ月はキツく感じるかもしれませんが、それを超えればむしろ楽になります。
緊急時の安心感が違う
少しずつでもお金が貯まってくると、
「もしもの時」の安心感が全然違います。
何かあっても「貯金があるから大丈夫」と思えるようになると、精神的にもかなり落ち着きます。
■ 昔の自分に言いたい「貯金を優先しろ」
今だからこそ思うのは、
もっと早く先取り貯金を始めていれば、あの借金は防げたということ。
借金返済で苦しい日々を送ったあの頃。
給料日が来ても、まずは親への返済に充てて、
残ったお金でギリギリの生活を送っていました。
本当にきつかったです。
■ 今の私はこうしています
2024年10月から、私は毎月5万円の貯金を最優先で積み立てています。
給与が振り込まれたら、即、住信SBIネット銀行の目的別口座へ。
今では生活費と貯金を完全に分けることで、
無駄遣いも減り、ストレスもかなり軽減されました。
■ まとめ:貯金の第一歩は「先に貯める」こと
先取り貯金は、貯金体質への近道です。
貯金ができない人は、能力や収入が問題なのではなく、貯金の仕組みができていないだけ。
かつての私のように「余ったら貯める」は、ほぼ機能しません。
もし今、貯金がうまくいっていないと感じているなら、
まずは「毎月いくら貯めるかを決めて、先に取り分ける」ところから始めてみてください。
未来の自分が、きっと感謝してくれるはずです。