【考察】プラチナNISAってどうなんだろう?勝手に深読みしてみた|コシカログ

こんにちは、コシカです。
最近、「プラチナNISA」という新たな言葉が話題になっていますね。
まだ正式には決まっていないものの、ニュースなどで取り上げられ、投資界隈でも注目が集まっています。
今回は、現時点でわかっている情報をもとに、
あくまで私個人の考察・勝手な深読みとして、
プラチナNISAについて思うところを書いてみたいと思います。
(※注意:この記事は投資判断を推奨するものではありません)
プラチナNISAとは?ざっくり整理
報道によれば、プラチナNISAは:
- 対象:高齢者向け(65歳以上など)
- 対象商品:毎月分配型の投資信託なども含まれる
- 税制優遇あり(NISAと同様、運用益が非課税)
という特徴があるようです。
まだ具体的な制度設計は不透明ですが、
「毎月分配型OK」という点が、従来の新NISAとは大きく異なります。

毎月分配型って、手数料が高い商品も多いよね…。

うん。そこが一番気になるポイントなんだよね。
金融機関への配慮?手数料ビジネス再燃の匂い
ここで勝手な深読みをしてみます。
仮にプラチナNISAで毎月分配型ファンドが認められると、
高い信託報酬や手数料を取れる商品がまた売りやすくなります。
- 高齢者向けに「毎月お金がもらえる安心感」をアピールできる
- 手数料が高い商品でも売れれば、金融機関側は儲かる
これって、
金融機関にとっては非常においしい話だと思うんですよね。
つまり、
金融機関からの圧力があったのでは?
という疑念がどうしても浮かんでしまいます。
なぜ高齢者限定なのか?選挙対策の側面も?
また、「高齢者限定」という条件についても考えてみました。
日本は超高齢化社会。
そして、高齢者層は選挙において非常に重要な票田です。
- 高齢者向けの新制度をアピールすることで、票を獲得したい
- 経済活性化という大義名分を持ちつつ、高齢者層への恩恵を強調できる
こうした政治的な狙いも、どこかに透けて見える気がします。

なんか、大人の事情が色々絡んでそうだね…。

うん、制度を見るときは、裏側にある思惑も考えた方がいいかもね。
知り合いのエピソードから思うこと
ちなみに、私の知り合いで、そこそこ資産を持っている方がいました。
その人が言うには――
- 投資信託で損が出たら、「もっといい商品に乗り換えましょう!」と営業された
- 利益が出たら出たで、「もっといい商品に乗り換えましょう!」と営業された
つまり、
どんな結果でも乗り換えを勧められるわけです。
当然、乗り換えるたびに販売手数料がかかる。
手数料ビジネスとしては、これ以上ない「理想的な顧客」だったのでしょう。
こうした話を聞くと、
プラチナNISAもまた、
高齢者に対して手数料の高い商品をどんどん売りつける温床になりかねない、
そんな不安も感じてしまいます。
プラチナNISAが始まったらどうなる?
仮にプラチナNISAが正式にスタートすると――
- 高齢者向けに毎月分配型投信が大量に売られる
- 高い手数料商品が活発に販売される
- 金融機関(特に対面証券・銀行)の収益が増加する
という流れになる可能性が高いと思います。
そうなると、
金融機関株にとってはプラス材料になりうるかもしれません。

逆に、制度の設計ミスで問題が起きたら叩かれそうだけどね。

うん、そのリスクも含めて、慎重に見守る必要がありそうだよね。
私のスタンス
正直に言うと、
私はプラチナNISAについてはまだ疑念を持っています。
- 本当に投資家のためになる制度なのか?
- 金融機関のためだけの制度にならないか?
これらを慎重に見極めたいと思っています。
とはいえ、
もしプラチナNISAが導入され、金融機関株に明らかなプラス影響が見えたら、
金融機関株をウォッチしたり、状況によっては購入を検討する
というスタンスも持っています。
要するに、
制度自体には懐疑的でも、投資機会としては冷静に見ておく
そんなスタンスです。
【まとめ】
- プラチナNISAは高齢者向け+毎月分配型OKという特徴
- 金融機関への配慮、政治的な思惑があるかもしれない
- 高齢者に手数料の高い商品を売るビジネスモデルが懸念される
- 制度導入によって金融機関株にプラスの影響が出る可能性も
- 私自身は制度には慎重だが、投資チャンスは冷静にウォッチ予定
【注意書き】
本記事は、現時点で報道されている内容に基づいた個人の考察・感想をまとめたものです。
特定の金融商品や銘柄の購入を推奨する意図はありません。
投資判断はご自身の責任で行ってください。