含み損に耐えられず損切り?それ、投資戦略崩壊してます

投資

こんにちは!コシカログをご覧いただきありがとうございます。

新NISAの導入で、多くの人が「これからは長期投資をしよう!」と投資を始めました。
しかし、最近の円高・株安の調整局面で、
「長期で持つつもりだったのに、含み損に耐えられず売ってしまう人」が増えています。

「長期投資するつもりだったのに、なぜ短期の下落で投げ売りしてしまうのか?」
「その売却、本当に合理的な判断なのか?」

この疑問を、投資家心理や過去の自分の経験も交えながら、ズバッと掘り下げていきます。


長期投資のはずが、なぜすぐ損切りしてしまうのか?

長期投資のはずなのに、短期の下落で売ってしまう人の心理には、いくつか共通するパターンがあります。

プロスペクト理論|目の前の損失に耐えられない

人間は、「損をすること」に対して、利益を得ることよりも強いストレスを感じる という心理があります。

  • 含み益があるとき → 早く確定して安心したい(利確病)
  • 含み損があるとき → これ以上の損失を避けたくて売ってしまう(損切りパニック)

🔹 私のプチエピソード
私は昔、含み損には全然耐えられるタイプでした。
でも、含み益が出ると「利益出た!やったー!」と嬉々として売っていた。

「せっかくプラスになったんだから、ここで売らなきゃ!」という考えが先行して、
何も考えずに利益確定していました(笑)。

今思えば、「あのまま持っていればもっと増えてたのに…」と後悔することも多いですね。

人によって投資心理は違いますが、短期の下落で損切りする人は、「損失を確定させたくない」という心理が働いていることが多いです。

「長期投資」を理解していなかった

  • 新NISAの影響もあり、「なんとなく投資を始めた人」も多いと思います。
  • 「銀行に預けているよりマシだし、とりあえず積み立てておこう」
  • 「YouTubeでおすすめされていたから買ってみた」
  • 「周りも投資してるし、自分もやらなきゃ損かも?」

こういう理由で投資を始めるのは全然OKですが、「長期投資とは何か?」を理解せずに始めると、ちょっとした下落で不安になりやすいです。

🔹 私のプチエピソード
私は昔から「長期投資をするぞ!」と思って投資を始めていましたが、結局のところ、「必要になったら売ればいいや」くらいの感覚だったんですよね。

例えば、つみたてNISAで積み立てていたオルカンやS&P500を数年で売却したことがあります。
「せっかくプラスになったし、もういいかな?」と思って売ったんですが、
今振り返ると「あのまま持ち続けていたら…」と、やっぱりもったいなかったなと感じます(笑)。

「長期投資」は、ただ投資を続けるだけじゃなく、「本当に長期で持ち続ける覚悟を持つこと」も大切なんだなと実感しました。

リスク許容度を考えずに投資している

「長期投資するぞ!」と意気込んで投資したはいいが、いざ評価損が出るとパニックになって売ってしまう」

これは、自分のリスク許容度を超えた投資をしている ことが原因かもしれません。

  • 生活費まで投資に回してしまい、下落時に「売らざるを得ない」状態になっている
  • 一括投資をして、思ったより値動きが激しく、怖くなった
  • 株式100%でポートフォリオを組んで、暴落時の精神的ダメージが大きすぎた

🔹 私のプチエピソード
私は2024年11月から本格的に投資を始めましたが、資金管理は徹底するようにしています。

  • 長期投資(新NISA) → 減らす方向で動かない。リバランスするときはどうするか検討中
  • 中期資金(生活防衛資金・急な出費もここで対応) → いざというとき用
  • 短期資金(生活費) → 毎月ほぼ残らない口座(苦笑)

この管理があるおかげで、短期の下落相場でも「焦らず持ち続けることができる」と思っています。


まとめ:「長期投資」を貫くなら、ブレないことが大事

「長期投資」とは、
短期の値動きに惑わされず、20年・30年の成長を見据えること。

もしあなたが長期投資のつもりで始めたのに、短期の下落で売りたくなったら
一度こう考えてみてください。

  • 「私は投資を始める前に、長期で持つと決めていたはず」
  • 「今売ることで、将来の利益を捨てることにならないか?」
  • 「売る理由は合理的か、それとも単なる不安か?」

長期投資をするなら、短期の値動きで焦る必要はありません。
むしろ、「下がったら買い増しのチャンス」 くらいに考えるのが、投資を成功させるコツです。


損切りする前に、一度立ち止まることが大事!
あなたの投資戦略、崩壊していませんか?

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