【投資の考え方】バランス重視で選んだ海外資産1万円の投資先|コシカログ

こんにちは、コシカです。
2025年4月から、月2万円の投資をスタートする予定です。
そのうちの海外資産に充てる1万円をどこに投資しようかと考えた結果、
「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」を選びました。
今回は、なぜこの商品を選んだのか、自分なりの考え方を整理してみたいと思います。
■ 米国1本にするか悩んだけれど…
投資先を決めるにあたって、最初に思い浮かんだのは「S&P500」や「全米株式」。
いわゆるアメリカ1本勝負という考え方です。
実際、アメリカ経済は今も世界の中心で、テック企業の成長も著しい。
でも、未来もずっとアメリカが最強かと言われれば、それは誰にもわかりません。
むしろ、これからは他の先進国や新興国が伸びてくる可能性もあります。
そこで私は、アメリカだけでなく、世界全体に分散する投資スタイルの方が安心できると考え、
全世界株式に投資する方向で検討を進めることにしました。
■ 全世界株式には「日本あり」と「日本なし」がある
ここで候補に上がったのが、以下の2つのインデックスファンドです。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
どちらも非常に人気のあるファンドですが、
私は後者の「除く日本」を選びました。
その理由は、日本株には別途1万円投資する予定があるからです。
■ 「除く日本」のほうがバランスを保ちやすい
オルカンには構成比として日本株が5〜7.5%程度含まれています(相場によって変動)。
ここでオルカンに1万円、別に日本株インデックスファンドに1万円を投資した場合、
全体に占める日本株の比率は約52.5%〜53.75%になります。
つまり、「海外と日本を50:50にしたつもり」でも、
実際には日本株に偏った構成になってしまうわけです。

えーっと、全世界株に1万円、日本株に1万円ってことは、日本が50%?

違う違う、オルカンの中にすでに日本が少し入ってるから、実際は52.5%〜53.75%くらいになるんだよ

えっ、そんな微妙に増えるの?

そうそう。だから“除く日本”にしておけば、日本株と海外株が完全に分けられて、リバランスもラクになる

なるほど…ふーん…

……つまり、お兄ちゃんは細かい数字好きなんだな…眠…
■ リバランスしやすいのも大きなメリット
この構成にしておけば、将来的に「海外:日本=50:50」に保つための調整がしやすくなります。
オルカンのように中に日本が混ざっていると、比率が相場に応じて変動するため、
リバランスのたびに計算がややこしくなるのが難点。
その点、「除く日本」+日本株ファンドという構成なら、
「完全分離」ができるので、リバランスが非常にシンプルになります。
■ 驚くほど低い信託報酬も魅力
このファンドの最大の魅力のひとつが、運用コストの低さ。
✅ 信託報酬:年率0.05775%以内(税込)
これはインデックス投資界でもトップクラスの低コストで、
長期で資産形成していく上で非常に有利な条件です。
■ まとめ:主観まみれでも、自分で考えて選んだことに意味がある
「投資に正解はない」とよく言われますが、私はそれを本当にそうだと思っています。
人によって投資スタイルは違いますし、資産配分の好みも異なります。
でも、だからこそ自分で納得して選んだ投資先というのは、
たとえ正解か不正解かは将来にならないとわからなくても、
“自分で決めた”という事実が、大きな安心感と責任感につながります。
これから投資の記録も少しずつ残していく予定です。
金融のプロではありませんが、「コシカはこう考えたんだな〜」という感じで
気軽に読んでいただけたら嬉しいです!